わたしの仕事

弁護士の仕事、というと皆さんは何を思い浮かべるだろうか?

一番頭に浮かびやすいのは裁判所の法廷で刑事事件で「異議あり!」とか言ってるところなんだろうか?

わたしはそもそも弁護士になるまで、弁護士を身近に知っているわけではなかった。なので、正直なところどんな仕事があるのかという情報がほとんどないまま司法試験に合格した大変成り行き任せな人ではある。

しかし、大半の人はおそらく弁護士ってどんな仕事をしているのか、わからない。なんだか怖いし、弁護士から手紙が来たというと、もう相手は喧嘩腰で関係が破綻しているってことなんだろうか?と思われることが多いかもしれない。

弁護士になって多分干支一周は過ぎたわたしが今までして来た仕事のことを振り返って、弁護士を目指そうかという人の参考になれば。ただし、わたしは弁護士の中でも割と変わった仕事が来るタイプ、ではある 苦笑

私が初めて弁護士業務について一番多かったのは建築紛争である。いわゆる建物の瑕疵(平たくいうと、建物の欠陥や不具合の中で法律上建設会社が直したりしなさいねっていうレベルのもの)をめぐる争いや、不動産の売買代金や請負工事代金をめぐるトラブルもあれば、下請けの大工さんに支払うお金をめぐってのトラブルや近隣への騒音の話など、様々である。

請負契約がきちっと締結されていたら、こんなんならなかったね、とか、追加工事についてきちんとお互い話し合っていればこんなんならなかったねというミスコミュニケーションが原因となる問題が割と多い。

特に追加工事は「それ、今までの契約書の代金に入ってんの?」という肝心な議論がないがしろにされがちであり、であるがゆえに、お互い自分にとって利益になるように解釈してしまうことが多い。

請求書という形で見える化されて、もめるわけである。

請求書になる前に見える化されれば大概はなんということはない。顧客はお金と内容を比べっこしていいなと思えば頼むし、お金がなければそれまで。会社なんだから当然会社がそういうのやるべきでしょうと顧客は思うかもしれない。

確かに一理あるが、後々、大きなお金をかけて訴訟をするほどの思いをするのであれば、最初に見える化する手間を取った方が安上がりである。家は大きな買い物であるがゆえに、思い入れが大きいことが少なくない。どうせ大事なものならば、出来上がる過程も大事にすると、トラブルにもなりにくい。

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